光降る碧の大地

今まで読んだ内容の中で、一番濃くて一番熱くて、一番残酷な巻。
女性は実は強いんだということを知らしめた巻でもあるなぁ。
香鈴のつんでれが目立つ巻でもあったな。


すんごいボロボロで、でも生きることには誰よりも貪欲な影月の姿がなんともすごかったけど、なんとも辛かった・香鈴が影月に抱きついたとことか、龍連が泣きそうになったとことか、マジよかったよ!! 心の友よ!! 特に龍連のところは一緒に泣きたかったよ!!←でもこの時はどちらかと言うと龍連が泣きそうになったところが(私が)泣きそうだったよ!!
でも影月と香鈴、13とか14とかでてめえら。。。


秀麗が茶州を去ったって事は、暫く燕清や影月の出番はないですよねぇ。あーあの影月のにこにこした顔が暫く、いや当分は見れないのか。。燕清のあっけらかんとした笑顔がみれんのか。。。さびしいなぁ。香鈴と影月のでれでれ具合(おめでとう)とか燕清と静蘭のナイスコンビも当分はなし。。寂しいなぁ。。


そうそう人体切開のところは、「宮廷女官チャングムの誓い」を思い出した。確かチャングムは治療の為に「王様の腹をきる」って言って処罰されそうになって逃げて手配書回されたんだっけ。彩雲国だとろーゆう医者は処刑されてますが。。


……あー! 個人的にこの巻は秀麗がかすんで見えた。王都組みは仕方がないとして、もはや静蘭は空気(出番が少なかった)。あーでも燕清に言った「詩文官に賄賂贈ってでも及第しろ」発言は好きだなぁー。燕清と話す時は緑川光がもともとやるような役の口調になるから不思議。


そういや「作者は秀麗に甘い」っていう意見を色んな所で聞く。…私が見た感じ、甘いのとは違う?ような。甘い、というか、…ダメだやっぱわからん。とりあえず「甘い」だと違和感を覚えているだけです。