「思い出のマーニー」×高橋大輔


Q.「ジブリの中で何が一番好きですか?」
A.「思い出のマーニー

…………いや、その前は「魔女の宅急便」とか「千と千尋の神隠し」とか「天空の城ラピュタ」とか、その辺りを適当に言ってたんですよ。この三作の、なんだかんだで一番見ていて面白いと思うのはラピュタで、千と千尋はしょーねんしょーじょのあの感じ(ぼかして言いました)が好きで、魔女の宅急便は魔法使いの女の子ってだけでポイント高いので、まぁそのあたりを言ってました。
でも「思い出のマーニー」を見た瞬間に、私の中でジブリで一番好きな映画はマーニーになりました。
理由はただ一つです。女の子の絵がとにかくカワイイ。マーニーも杏奈もカワイイ。
特にマーニーがちょうかわいい。
いや、ライムスターの宇多丸さんは「マーニーの存在にあんまり違和感を持たない人は、雰囲気だけを愉しんでるだけでしょ?」みたいにおっしゃっていましたが、そこにカワイイ女の子がいるんだから雰囲気だけを愉しんでもいいじゃないですか。
少なくともネグリジェ姿の金髪碧眼の美少女が月明かりの下で静かに微笑んでるってだけでこの映画は私にとって百点満点ですよ!
あと黒髪の繊細な女の子が若干呼吸困難気味に自己嫌悪に陥ってる姿とかも最高じゃないですか。

要するにマーニーは「ザ・ダイヤモンド!」なんですよ。シータも千尋もキキもさつきちゃんも、「ダイヤモンドの原石」なので、これから磨いて輝く子なんです。(あ、ナウシカは別)宮崎駿さんは「いまどき、金髪の女の子で、お客さんの気を引こうなんて古い!」なんて言っていたそうですが、そういう宮崎駿作品のヒロインって皆黒髪で元気で明るくて女子力の高いダイヤモンドの原石たちじゃないですか。
でもマーニーは、完成された美少女なんですよ。とにかく問答無用に光り輝く繊細なダイヤモンドなんです。
そんな繊細に描かれた(絵的に)マーニーが大好きですよ!


だからこれは、高橋大輔が私に送った誕生日プレゼントだと思っておきます(嘘ばい)


いやあ、大輔はん何やったはるんですか最高ですよ!


振り付けはミヤケン。DVDが発売されるっていうこともあっただろうし、ジブリを滑ったスケーターは大ちゃんが初めてではないけれど(ルー・チェンさん、小塚崇彦選手等)、大ちゃんが滑ったのがマーニーっていうのがステキすぎる。
と同時に、確かに大ちゃんの滑りでジブリを題材にするなら、マーニーの音楽が最上の選択肢なような気がする。何となく、久石譲の音楽ではない気がするんですよ。いや、大ちゃんならどんな音楽でもいけるから全然アリなんだろうけど。根拠はありませんが、大ちゃんの繊細な足さばきとたまに見せる柔らかい表現は、プリシラ・アーンさんのこの曲がマストな気もする。ビートルズやったあとだからかな。


だから私は米ちゃんにもっともっとステキな少女を描いて映画に落として欲しいんだ!

そして大ちゃんにはもっともっと素敵に滑り続けて欲しいんだ!

一度に二つおいしい、そんな動画でした。