6月分の日記。

うわ!もう六月終わるよ。速い。。
大学はなかなか楽しいですが課題提出の前日は常に修羅場です。今週も修羅場でした。。


日記を書かないうちに本読んだりTSUTATAで映画みまくったりしてた。多いので一気に簡単に感想を書いてみることにする。


・本
「語り手の事情」/酒見賢一エロというより、事情によってそれになってしまったというか、しかしエロは付属品に過ぎないと思った。これは恋愛小説で、人命救助の小説だ。テーマは「妄想」。少年アーサーを見て「現代中学生あたりがこんな感じにもやもやしてそうだなぁ」と思った。
チッタのSMは笑いながら読みました。
あとがきももちろん面白かった。


カナスピカ」/秋田禎信
読む前に一言作者に言うなら、「待ってました」で、読み終わったあと作者に言う言葉は、「ありがとう」です。
純粋な中学生の姿に癒された。


「桃花源奇譚 開封暗夜陣」/井上祐美子
戴星モユス!! 身分を隠した無鉄砲貴公子モユス!! 希仁モユス!! 落第した書生モユス!!
そして宝春モユス!! 双剣使い芸人の少女モユス!!
この小説には、もえがつまってる。


「桃花源紀譚 風急江南行」/井上祐美子
1巻の表紙が宝春、2巻は戴星か?と思いきや、希仁か? 意外だ。花もって微妙にかっこつけてるポーズに惚れた。
戴星と宝春の喧嘩がほほえましくてよろしい。
ここに来て、三人を狙う刺客・玉堂に惚れた。戴星と仲良しじゃん。
3巻が読みたい……ブクオフに行かなきゃ!!
「桃花源紀譚」については全部読み終わって一通りまた読んだら感想を書こう。


青年のための読書クラブ」/桜庭一樹
空気的には「七竃」に、のばらちゃん的エッセンスを入れた、しかし桜庭のどっかーんとした部分がある小説。GOSICKヴィクトリカの植物園の拡大版みたいなクラブだ。こんな読書クラブがあったら、私も入りたい。


・映画。5月にツタヤのカードを作ってからみまくってます。
裸の銃を持つ男」「裸の銃を持つ男 2と1/2」
……爆笑した記憶しかありません。。。


「ベニスに死す」
2時間、美少年に惚れて狂ってくおっさんの姿が見られます。これもキモくて大爆笑しました。。
美少年が美少年です。マジで美少年です。オペラにもなってるそうですが。。。これ、誰が歌うの?狂い死ぬおっさん事アシェンバッハしか歌わないんじゃないの? 女性でてこないじゃん? 美少年ことタージオとか、歌うの?


真珠の耳飾りの少女
日本には一応来たけど、全国的ロードショーはされてなかったみたいです。フェルメールの有名な絵画・「真珠の耳飾りの少女」が題材の映画です。実際にこの絵のモデルになった女の子は実の娘説が多いですが、映画でそうだったらドラマ性がなさ過ぎて映画にならなかっただろうなぁと思います。多分主人と使用人だったから映画に成り得たんだろうなぁと思います。映画の空気も色彩もステキでした。しかしパトロンのライフェンが最悪だった。。そして食事がとてもうまそうに見えた…。


「橋の上の娘」
98年フランス製作の白黒映画です。ナイフ投げのおっさんと橋の上で自殺を図った娘の運を巡るお話です。二人がいっしょになると強い運が巡ってきて、二人が離れると運はたちまち離れます。ナイフを投げられてる時の、娘の恍惚とした表情がなんだか変に色っぽさを感じた。しかし二人の間のエロシーンはなくて少しほっとした。ナイフを投げる・投げられる、それだけど離れられない二人の関係に落ち着いてます。結構私の中でヒットしました。


花咲ける騎士道
日本語吹き替えの声が森川かよ!!
それはともかく、女たらしの青年が将来王女と結婚すると予言され、村娘との結婚から逃げるために軍隊に入隊するところから始まるお話です。フェンシングのシーンとか妙に滑らかで嘘っぽさがなくてよかったです。主人公のうなじが気に入る指揮官とかがホモっぽくてよかったです。全体的に面白いし見所はあると思うんですが、どうも「それなり」感がぬぐえなかったのはなぜ? 一番パッとしなかったのは予告のCMだと思います。
オリジナル版も見てみるか…。


最近は「刑事コロンボ」シリーズにハマッてます。