藤本VS佐藤

最近になってようやく「天使と呼ばれた悪女」が読み終わりました。
内容は、フランス革命の時の二人の女性の人物像を追っていったもの。エッセイでもあります。
面白い。
とくにテレジアの方が。(アントワネットのママじゃない)
テレジアの人生は「若いころは小説以上だった」らしいです。
すごいです。とにかく。ザ・愛人オンパレード。愛人漁業。愛人カーニバル。令嬢テレジアと華麗なる愛人舞曲。・・・・書きすぎ。
ここまで書いてしまうほど、テレジアには愛人が多い。30歳位までに10人ぐらいはいたんじゃないか。

こんなことをこんつさんに電話で話してみたところ・・・
クロサキ「最近さー、藤本ひとみの歴史エッセイ買ったんよー」
こんつ「ああ、シャルロット・コルデーの」
クロサキ「うん。でも一冊の本にコルデだけじゃなくってもう一人の話もあったんよー」
こんつ「へー。誰?」
クロサキ「テレジア・タリアンっすよ」
こんつ「そういえばさー「令嬢テレジアと華麗なる愛人たち」を買った」
クロサキ「多分それ、テレジア・タリアンだよ。どうだった?」
こんつ「途中で読むのがだるくなった。ってかそれ買ってるって事はおめー藤本ひとみブームにはいってんじゃねーか!」
クロサキ「物によるもん」
こんつ「今の時代は佐藤賢一だー!」
クロサキ「全部読んだ?「王妃の離婚」」
こんつ「読んだ。」
クロサキ「どうだった?」
こんつ「・・・どうしようもねーよ」
(終)

このような会話が繰り広げられた。
今我が家は空前の佐藤賢一ブームのようです。
親父が図書館から借りてきたり、姉が買ってきたりと。
そんな中、私は一人で定金伸治とかを読んでいるわけです。


どうでもいいけど今日の日記は愛人という単語を書きすぎたと思った。
だったら消せよという隣の犬の声が聞こえる。