色は匂へど、ひとつ日暮れに願かけて

携帯更新なのではまぞうが使えないことか悔しいぜ…。
と、言うわけで予告通り「幕末機関説 いろはにほへと」の小説感想です。


昨日記述の通り、読み終えて寝ようとしたら脳が興奮しててなかなか寝られませんでした。
座長の一人称でしたが、あんまりウザくなくてよかった。そのわりに先生の出番が少なかったのが残念。小説だと先生が謎の人です。


私はアニメは見てないで小説読んだのですが(アニメは四話までと二十話から二十五話までは見ました)、一個の小説としての完成度は高かった気がします。座長の目から見て、余分な事や知らんことは一切書かれてなかったからかなぁ? それが災いして小説で扱いが小さくなった哀れな人もいたみたいですが。(例:神無左京之助)


座長が狂っていくのが徐々に徐々に、自然に書かれてて非常によかった。洗脳中でも一人称は冷静で吹いたけど。


主人公秋月耀次郎は…コイツ小説でも全く喋りませんね(笑)。いきなり饒舌になっても怖いけど。はっきり言って私から見たら秋月のほうが神無より百倍男前です。自然に「ここに足を乗せろ」なんて、言 え ま せ ん よ!! この時読んでて吹いたわ!


まあ、そんなこんなで、面白く読めました。神無が見事にスルーなのが可哀想だなーとも思いましたが。