金色のレギオス

本屋でちょろっと見かけた金色のコルダの公式本みたいなんで、「柚木は二重人格で実は腹黒」という事実を知ってしまった。これはショックです。いや、でも、1巻読んで柚木みて「美形で敬語系で物腰柔らか優雅系なのに、なんで萌えないんだ」とずっと疑問に思ってた。原因がわかった。1巻のとき既に柚木は腹黒オーラを出していたのだ!! あーすっきりした。柚木二重人格と知ってから、コルダに対する興味が一気に失せた気が。
とゆうわけで、今日読んだ本の主人公の印象は、割と不器用君です。


鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

鋼殻のレギオス (富士見ファンタジア文庫)

ちょっと気になっていたので、買ってみた。
小説世界はハッキリと分けられていてわかりやすかった。非常に単純で、都市の中は比較的安全(たまに安全じゃない)で、都市の外は危険。都市はたまに動く。まぁ、街が動く、というところは、「え、これなんてハウルの動く城?」て思ったが、読んでいくうちにそれも払拭。都市の外は汚染獣という所謂バケモンがうようよしてるので、それを回避するためだと。アイディアはいいなぁと思う。
で、主人公とその周辺。女の子が多いのが気になりますが、キャラクタそれぞれに個性はあったけど、強烈なのがいなかった。ただ、ライトノベルでのアクの強いキャラは一部を除いて苦手なので、逆に薄味でよかったのかも。ニーナがかっこいい。かっこよさで言ったら、主人公のレイフォンよりも上だ。(と思う)が、一番気に入った、魅力を感じるキャラクタはレイフォンかな。
気になったのは、作中に於ける能力・頸についてが説明不足。作品を読んでいる途中、説明無しで能力がいつの間にか使われていたり、その辺、もうちょっとちゃんと書けよ、と思う。あと、てにはを、の使い方がちょっと間違ってる所がある。
でも、文章とか表現は頑張ってると思う。
最後の100ページは本閉じませんでした。面白かったです。汚染獣の幼虫大量うようよしてて気持ち悪いよおお。萌えもありますが、燃えもあります。
最近私学園バトルとか好きなんかなぁ。(例;エム×ゼロ


結局私が面白い・興味が持てるライトノベルは作者で決まると言うことがわかった。


そういえば図書館でこんなのも読んだ。

流れ星が消えないうちに

流れ星が消えないうちに

これは友人の中で結構有名な話だが、私は電撃があまり好きではない。まぁ、好きなのが電撃にないだけなんだろうけど。(でもバッカーノは読みたい)ただ、私はライトノベルから一歩枠を踏み出している作者を基本的に応援している。これはどのレーベルもそうなので、電撃でも例外はない。でもなんか買うのも図書館で借りるのも癪だった。やもやっぱり気にはなっていたので、借りずに図書館で1時間半ぐらいで読みおわした。
とりあえず現在付き合っている彼氏・彼女がある一人の人間(故人)を忘れられなくてうじうじしている話だった。(確かそんな話だったような気がする)読んだ私も割りと忘れがちだからあんまり好みじゃないんだろうなーとは思ったが、プラネタリウムで告白する所は素敵だった。


……なんか、バッカーノを読むつもりがレギオスを読んでしまった。
続き買って来よう。。