紅牙のルビーウルフ 4

今日買って今日読み終わった本。

出たら割とすぐに買っている、珍しいシリーズ。
始め、1巻が出た時には「なんかわんわんしてて面白そう」だったから買ってみた。。という理由だけど、普通に面白かった。最近富士見の新人はあんまり芳しくないという専らの噂だけど、たまにこーゆうのが出てくるのは嬉しい不意打ちだ。
で、4巻。
2、3となんかどんどん話が狭くなってきたなーとか思ってたけど、一気にデカくなりました。ぶっちゃけ4巻の紹介文をちろっとどっかで覗いた所、「また<全知の書>騒動かよ……」と思ってしまいました。(詳しくは二巻)


今回のオススメシーン
「ミルクティー……?」
「いや、緑だし」
双子のレオンとティグルの会話。緑茶に牛乳を足した感じかなぁ? 飲みたくはないな。
この双子は前回同様頑張ってくれてます。ティグルの女の子助ける所はかっこよかった。(女の子の名前はクソ長いので割愛)しかし双子が頑張れば頑張るほど、パパであるロベールの影がどんどん薄くなる気がする。宰相なのに。。

さらに今回嬉しかったのはロヴィンのデザインがわかったことだ。1巻から出てきているのに、しゃべらないからか、影が薄い。ミレリーナの騎士なのに、影が薄い。キャラも立ってきたので嬉しいことです。なんだろう、ロヴィンのデザイン、個人的ツボです。彼は次巻もたくさん出てきそうです。
エリカ裏切りの八章は相当読み返しました。1〜3まで読んでて、こーゆう展開は想像していなかった。ぶっちゃけエリカは「神具なんて持ってても使えないし、無駄なだけ」てすっぱり言いそうなタイプに見える。意外だ。意外すぎて、相当読み返した。(一章の時点でわしは「なんでエリカはこんなに饒舌&事情を知ってんだ」という疑問は持ちましたけど)


次の巻が待ち遠しい……。

ところで、カラー1ページ目のエリカの絵、「髪の毛を白くしてふんぞり返っているイ・ヨ〇エ」に見えたのは私だけだろうか。

きっと私だけだ・・・