あの決別は始まりにすぎなかった

高崎まで模擬試験を受けに行き、帰りにふらっと寄った本屋で「ピルグリム・イェーガー」の六巻を購入。今買ってる場合じゃないんだけど、ピルグリムは見つけたところですぐさま買っておかないと買えないんじゃないかという危惧があるから購入。
表紙は…やはり来たか大罪者。アデール→カーリン→ベルナール→シレーナ→ロヨラ&ザビたんときたら、やはりプファウか。想像していた通りの表紙。
内容は大罪者側VS銀賀。市警VS親衛隊。アデールとカーリンの決別。
5巻でカーリンが欝を通り越してド欝にレベルアップしてアデールに嫉妬してる辺りからカーリンが心配だったんだけど……
1巻の最初に戻り、あああの時のあれはこれだったのね、という気分。1巻の最初で、二人は決別する運命だったのね。悲しい。半分腫れたカーリンの顔が、痛々しい。
そんなドロドロの6巻、アデールがカーリンのために奔走し、カーリンがバシバシ人を殺し、孔雀がカーリンをそそのかし、叔父上一家は家庭崩壊しているなか、ロヨラさんの相当ズレた所とエステルたんの可愛さがオアシスだった……。あとザビエル。やっぱり彼ね! バトルモードザビたんはなかなか俊敏。2巻のある一コマでグレたザビたんがいたんですが、それっていつ?
あと個人的によかったのはシレーナ姐さん。「権力欲しさに肉親と戦争をおっ始めるアンタも相当卑しい」とか「悪霊付きの教会で冒瀆もへったくれもない」とかかっこよすぎ。


そういえば巻末にあるピルグリムのHPのURLだけど、これ、結構前から見られないんだよね。更新全然してなかったから、自動的に消えたんだか、はたまた消したんだかはわからんけど、でも巻末にアドレス核ぐらいだから自発的に消したんじゃないんだろうけど、ウブカタ氏も伊藤真美氏も気付かないんかなぁ。


そんな中で、ピルグリム・イェーガーの第一部が幕を閉じた。
……続きが読みたい。アガタんとかジョヴァンニとか出てきただけで活躍とか無かったし、アレッサンドロも気になる。
ここまできて、お願いですから、ウブカタ先生。どうか続きを是非。まる投げしないで下さいね。アワーズに戻ってきてくださいね。このままにしておかないで下さいね。そんなんシャレになりませんから。