ホワイト・オペラ


本屋四件回ってようやく見つけましたー!! もう見つけた時は小躍りしたぞ!!

で、最新刊の感想の前に、前巻の感想をば。
前巻はこれでした。

この表紙のレイフォンが一番好き。顔が一番優柔不断っぽくて(笑)

6冊目のレッド・ノクターン
……いつもどおり、面白言っちゃあ、面白いんだけど、廃貴族に取り憑かれたニーナが行方不明になったのは納得がいくけど、なんで別の学園都市にいるのかとか、なんかリグザリオとか、イグナシスの思想とか、割とサッパリな単語が出てきて、おいてけぼり食らってんですけど。ドラゴンマガジンの短編読めばわかる部分とかあるみたいだけど、読んでない読者は完全に置いてけぼりですよ。特にニーナの部分が。リーリンとかも、なんか電子精霊とかと関係がありそうだし。
ニーナがサッパリな分、ツェルニがピンチなのはよくわかった・
ヴァリスとリーリンの会話は結構好き。
レジェンド・オブ・レギオス読んでりゃあ分かる部分も多そうだなぁ……。
パルペーがかわいいなぁ……。


ホワイト・オペラ感想。
今回一番吹いたセリフ。
ミンツァ「ハイアちゃんとは離れない! もう決めたんです!」
………ハイアちゃん……。いや、真面目なシーンなんですけどね。ハイアだって死にかけなんですけどね。(レイフォンも結構ボロボロ)
前回空気どころかまるで出番なしのハイアが大暴れ(間違っちゃいない)。レイフォンとバトルしたいがためにフェリ誘拐したり、武芸大会にレイフォンを出ないようにするところとか。まぁ、前回の対決(4巻コンフィデンシャル・コール参照)で負けちゃったからね。
運命(というよりもハイアが勝手に仕組んだ)のハイアVSレイフォン。ハイアの戦い方って、何かトリッキーなイメージがある。いや、なんとなく「〜さ」というしゃべり方から。過去こーゆうしゃべり方の人を二人ほど見てきた。(封神の天化、Dグレのラビ)
バトル後半で、重傷を負っても全くあせらない冷静なレイフォンを見たハイア。ハイアにとってはそれが恐ろしいもんで、レイフォンにとってはいつものことって時点ハイアは負けてるんじゃないか。レイフォンにあってハイアにないものが、勝敗を決めたとしか思えん。まぁ、要するに、よほどバカな戦いに慣れているか慣れてないかだ。ハイアの戦い方のほうが利口です。レイフォン(及び天剣授受者)の基準と自分の基準を合わせん方がいいぞ。
ヴァリスが最後に「グレンダンにいたころよりも弱くなっている」と言っている点が気になります。しかしサヴァリスとレイフォンの戦いって、みたいような、みたくないような。……超楽しそうに笑いながら戦っているサヴァリスはなんか想像できる。
でも結局戦うことになっちゃうんだろうなぁ。ニーナの中にまだ廃貴族がいるんだったら、サヴァリスはニーナを狙ってくるだろうし、レイフォンは「僕は先輩の味方です」宣言しちゃったし。
あと今回は貴重な、過去のは天剣授受者だった頃のレイフォンの、汚染獣との戦いが個人的には楽しかった。サヴァリス、リンテンス、レイフォンの共同戦線なんて、これから見られたもんじゃないし。髪の毛長くって縛ってるレイフォンが超かわいい。そして、今も昔も基本的にフォンフォンの本質は全然変わってない。そんなんだからリーリンを泣かせるんだぞ!
すごい女性陣泣かせな主人公だ。天然のジゴロの持ち主。


今回のMVPはサヴァリスさん。あなたは立派なバトルマニアで変態さんです。自分の強さ以外に興味持たないその姿、いっそ潔くてよろしい。


どうでもいいがダルシェナの縦ロールは戦闘の時邪魔だと思う。


と、武芸大会が始まったというのに、そっちのほう全然ノータッチで進めてしまった。……ニーナ……強くなった……。そして久しぶりのニーナとレイフォンが機関掃除をしているところを見て、ちょっと感動。


つーぎは短編かー!!


……それよりもホワイト・オペラの続きを…!超続きが気になる終わり方してるぞ!!