2010トリノワールド感想（女子シングル編）

「フィギュアスケートは女子シングルよりも男子シングル」と公言している私ですが、女子シングルも見ました。ストリーミングサイトで。
今回日本女子選手は皆、FS番長でしたね。すごかったです。
そんなわけで時間が経ってしまいましたが、トリノワールド女子シングルの感想です。
※今回はちょっと採点がおかしいと思うので、韓国のヨナ選手が好きな方は閲覧なさらないほうがいいと思います。
※書きたいこと書きます。

やっぱり採点がおかしいというのが第一印象。ヨナがあの出来で約60点っていうのはありえない。7位以下の選手に謝れって感じ。織田比にすると正直ショート切りでも良かったし、フラットと点数が変わらないっていう事実がおかしい。ショート1位は真央でも良かったし、何よりもユリア・セベスチェンの点数が、パーフェクトな演技だったのにヨナよりも低いっていう事実がありえない。せめてレイチェルぐらいでても良かった。これが元欧州女王に対する点かよ。レピストの点数がちょっと高いっていう気もしましたし、真央はショート1位でもいいはず。まず、3−3コンボが3A−2のコンボより点が高いってのがありえん。
何よりもあり得ないのは、神演技した真央がフリー2位で、グダグダだったヨナがフリー1位っていう判定。何あれ。サルコウの転倒の後の態度悪すぎ。ショートのスパイラルで、加点をつけたジャッジもありえんし、転倒で加点しているもありえん。
でもいいこともありました。久しぶりにいいコストナーがみられたり、ロシア勢の頑張りがもう伝わってきました。クセーニャはこれから伸びるし、レオノワも五種類のトリプルの確実性が増えれば、一気にメダル圏内に入れる筈。とりあえず女子のロシアは来季2。よかった。
安藤もワールドのフリーが今季のフリーで一番良かったですね。

キーラやゲテ子はまだまだ波のある選手です。ですが欧州も素敵な選手が出てきたので、ちょっとうれしいです。ドイツのサラ・ヘッケンや、演技がうろ覚えですが、気になるのが10位のヴィクトリア・ヘルゲッソン。スウェーデンは男子っていうイメージがあるので、女子選手が出てきてくれてうれしい。

個人的にレピストはいい選手ですし、いい演技もしてますし、3位に入ったのがうれしかった。ただ、安藤の方が上だったかな？　という気がします。まぁ、2位にいる人がおかしいんですけど。つか、フリーの安藤の、PCSの「スケーティングスキル」のところ点低すぎ。

真央は……神真央でした！！　すべてがパーフェクト！　スパイラル美しすぎる！　ステップもばててない！　3Aもきれい！　何よりも素晴らしいのが、「鐘」が完成したことだ。真央は今季のあらゆることを、タラソワが言うように「乗り越えて」きて、だからこそのあの「鐘」で、だからこそ美しく映えたのだなと思った。

なのに3つ中2つがダウングレード判定かよ！　回りきってるから！
ジャッジがどこに眼が付いているかが興味深いですね。

そんなわけで真央、おめでとう！　金メダルは、まぎれもなくあなたのものだから。
レピスト、銅メダルおめでとう！　次からはショートからルッツ入れられるといいね！
安藤＆鈴木、お疲れ！　ショート二人ともかっこよかったよ！

でも私はゆかりが見たかった。