10年みた映画まとめ(7月まで)

2010年7月までにみた映画のまとめです。

○「Mr&Ms スミス」
殺し屋夫婦。遠巻きに眺めるだけなら、こんな夫婦喧嘩もありだと思う。巻き添えは嫌だが。


○「パイレーツ・オブ・カリビアン デッドマンズ・チェスト」
なんかもう、全然覚えてないや。ウィルからダメ男臭がした。


○「レオン」
念願のレオンです。皆が「この頃のナタリー・ポートマンは神可愛いよ!」と言っていたので、どんなもんかと見てみたら……なにこの可愛さ! 


○「K-20 怪人二十面相・伝」
本郷奏多見たさに。松たか子が誰よりも楽しそうだった。ザ・娯楽映画って感じで非常に好き。


○「ジャージの二人
じんわりとくる笑いの波。小学校ジャージを着た堺雅人に萌える映画。


○「テルミン
テルミンを作った、レフ・セルゲエヴィッチ・テルミンドキュメンタリー映画テルミン博士がテラいけめんでした。どうしてテルミンがあんまり普及しなかったかがわかります。


○「バレエ・シューズ」
エマ・ワトソン主演でこのタイトルだから、バレエちゃんとやんのかなぁと思って借りたら裏切られる映画です。最後にまさかのどんでん返し。


○「グレン・グールド エクスタシス」
この映画から分かるグールドという人間は「とりあえず変な人なんだ」ということです。


○「青い鳥」
本郷奏多ほど、繊細だけどぼんやりと暗い少年をやらせてハマる役者もいない気がします。クラスという社会で起こる苛め、もしくはそこから生まれる関係みたいなのをテーマ。もしかしたらこれは原作者・重松清を表しているか……ともちょっと思った。


○「once ダブリンの街角で」
音楽映画なのに致命的なぐらい音楽がちょっと……という感じ。


○「パラノイド・パーク」
うっかり人を殺してしまった少年がもやもやしてうだうだする話。(超端的に話しました)
そのもやもやしてうだうだするのが、80分続くと思えばいいです。その間に両親が離婚しそうになったり、彼女と不仲になったと思ったら逆レイプされたり挙句に別れたり、いろいろ忙しい。 でも少年期の、不安定(情緒も不安定)なゆらゆらした部分はすごくよく映ってたんじゃないでしょうか。 何よりも、主演の少年が非常に美少年です。特に横顔が非常によろしい。


○レッスン!
アントニオ・バンデラス主演の映画。実話が元になっているだけあって、話の内容は割とスムーズ。特にタンゴのシーンは迫力ありです。


クララ・シューマン 愛の協奏曲
シューマンとその妻・クララとブラームスの絶妙な三角関係。まさかブラームスがここまでイケメンにされているとは思わなかった。


○ヘアスプレー
いやー、面白かった! はじけるよく踊るデブ!! ミスボルチモアクラブ歌詞最低過ぎ!


○Little DJ 小さな恋の物語
神木隆之介が病弱でDJできのこカットの作品。私を釣ってる! 私を釣ってる! イマイチわかんなかったのが、神木のおかんがヒロインの女の子ぶん殴ったのに、その次に見舞いに来た時なんでそのまま病室に入れたんだろ。何かフォロー入れてよ! って思ったけど、何か甘酸っぱいなぁという感じなのでもういいや。


○ムーン・プリンセス
日本では公開しなかった映画。「ライラの冒険」のダコダちゃん主演の作品です。ファンタジー世界にロミジュリって考えれば分かりやすいけど、スケールがでっかいんだかそうでもないんだかわかんないよ。とりあえず、ダコダちゃんが毎回着替えるドレスは可愛かった。


ピアノの森
なんかこう……俳優に声をやらせた失敗の典型を感じた。(神木隆之介ではない)。


○ギルバート・グレイブ
もうデカプリオの事、馬鹿に出来ない。


花の生涯――梅蘭芳
監督は「さらばわが愛/覇王別姫」のチェン・カイコー。みる前から超期待。20世紀前半を代表する京劇役者・梅蘭芳の生涯を華麗に、ダイナミックに、そして波瀾万丈に描いた大作。個人的には「覇王別姫」の方が歴史的背景、主人公の兄弟子への熱愛など、とにかく只管「激しく」見せるので、こっちの方が比較的ライト。ですが、一人の京劇役者、そしてその梅蘭芳に見せられた人々の葛藤や愛、交錯などを、「花の生涯」の方ではひたすら「華麗」に見せていく。どうして舞台に立つのか、どうして立ってほしいのか、歴史がそれにどう、関わるのか。梅蘭芳の生涯を通じるだけで、それらを読んでいける――というようになっている。個人的には結構好き。内容を忘れているのもあるが、純粋にもう一回みたい映画だ。


妖怪大戦争
楽しみ方間違ってるかもしれないけど、とりあえずこの映画は神木隆之介君がふりまわされたりするのをみて楽しむものなんだということで自己完結した。


○トムとトーマス
………!! いやあああああアーロン・ジョンソン超可愛い天使天使!!! 何この双子そこにいたら小脇に抱えてテイクアウトしていくわよもう!!


○DEAR WENDY
えっと、この時の主演のジェイミー・ベルの顔が、何かセルゲイ・ヴォロノフ君に似ていた。ので、何か集中できなかったよ!


○センターステージ
イリヤ・クーリックが映画初登場ということで。結構バレエの舞台シーンはリアルです。それもそのはず、だって本物が紛れ込んでるし。「こんなんありか!?」とぶっ飛んだところもありますが、映画の範疇として受け入れられます。面白いけど、もっとイリヤの出番が欲しかった。


ククーシュカ ラップランドの妖精←いまここ
サーミ語とロシア語とフィンランド語が交錯する不思議な映画……というだけで予備知識もなんも持たずにみたけど、じんわり温かい映画のはずなのに、言語が通じないというだけでここまでハラハラと笑えてしまうものかを思った。非常にいい作品。愛って偉大。そして女性って偉大。