六花の勇者

六花の勇者 (六花の勇者シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

六花の勇者 (六花の勇者シリーズ) (スーパーダッシュ文庫)

闇の底から『魔神』が目覚めるとき、運命の神は六人の勇者を選び出し、世界を救う力を授ける。地上最強を自称する少年アドレットは、その六人、『六花の勇者』に選ばれ、魔神復活を阻止するため、戦いへ向かう。だが、約束の地に集った勇者は、なぜか七人いた。その直後、霧幻結界が作動し、七人全員が森に閉じ込められてしまう。七人のうち誰かひとりが敵であることに気付いた勇者たちは疑心暗鬼に陥る。そして、その嫌疑がまっさきにかかったのはアドレットで――。伝説に挑み、謎と戦う、圧倒的ファンタジー、堂々始動!
ダッシュ文庫の紹介文より
http://dash.shueisha.co.jp/new/1108.html#b07

戦う司書」シリーズの山形石雄の最新作。ワシは「戦う司書」シリーズは「恋する爆弾」(一巻)しか読んだことはないのだが、戦闘シーンの迫力、ファンタジー設定の緻密さなど、読んだ時かなり衝撃を受けた覚えがある。あ、こりゃジョジョの作者がプッシュするわ!! ハミュッツからスタントの匂いがするぜえええ!!というか。こんな恐ろしいきょぬーキャラは。。。
そんなわけで「戦う司書」の完結から一年以上。あとがきを見る限り、相当迷走していたようだが、暗黒ライトノベルされど罪人は竜と踊る」のイラストレーターを迎え入れて、満を持しての新作である。

この「自称史上最強の男」とてもいいですねぇ。ハミュッツがああだったからか、こーゆう、少年漫画の地を行くような(それでいて戦いでは天才ではない)主人公は非常に印象がいい。ちゅーかこーゆう、前向きを自然体で出来る男の子好きですねワタクシは。
にしてもゲロで戦う美少女とか、やばすぎ(笑)

ホント、ダッシュ文庫はたまに油断ならない作品を出版してくれる。


久しぶりの読書もラノベかよ! という突っ込みが聞こえてくる。