スケオタ乙!

最近羽生君のことをロシア風にはーにゃという人が増えてきたらしい。きのこ、はにゅー、はぬー、ゆづと色々呼び名がある彼ですが……この呼び名はかわいいwwwww
ワタクシこれから羽生君のことをはーにゃと呼ぶことにしますwwwww
ネーベルホルンの男子終わりましたね。はーにゃ、優勝おめでとう!! ミハルやハビー、メンショフさんが出場している中での優勝は結構大きいね。まぁ、欧州選手はこれから調子を上げてくると思うので、シーズン終わりにはもっともっと凄いことになっていそうだけど。とにかくお目! はーにゃとミハルのSPだけ見ましたが、二人とも3A半端ねえwwwwミハルの滞空時間1秒のアクセルの健在さと、そしてはーにゃ、カウンターから3Aとか、なんだwwwクワドも最早ステップからとかなんだwwwwww

そんなわけで強引に昨日の続きです。
小説に対する姿勢、意識、その他もろもろ創作について。
第二回「スケオタ乙!」

ワタクシはトリノ五輪シーズンの、NHK杯中野友加里選手の演技からフィギュアスケートにハマった人間でありますが、こう、物語を書くと自称している人間がライフワーク的にフィギュアを見ていると、スケートから受けるいイメージの源泉や影響っていうのがかなりある。

例えばアリッサ・シズニー選手の昨季FS「winter into spring」。

全米2011の演技をば。
ワタクシはこのFSを見るといつも、水と戯れる女神みたいだなーと思います。彼女のスケーティングっていうのは、佐藤有香コーチについてから本当に洗練されてきたなぁと思うので(同じようなことをアボットを見ても思った)、こういう緩急がついているようないないような曖昧な楽曲でも十分魅せることができているんだなぁと思うのです。

あとこれ。

アルトゥール・ガチンスキーの「鏡 ナルキッソス」。
ほんとねー、このプログラム大好きなんですよ! 何故かというとね、しょーねん期の美っていうのは、大人になっちゃうと絶対に消えちゃう儚いもの。その儚い一瞬を、この「鏡」の中に閉じ込めてあるのです。今のガチンスキー君はかなり大きくなっちゃったので(ろしあでは確か18が成人の年なのでは。だから彼は、もう大人の範疇なのですね……)、いくら美しくても、しょーねんきの鈴の音がちりんといったような美を出すのはかなり困難なんですよ。まさにその「美」のまっただ中にいるのが、はーにゃこと羽生結弦君です。
話が脱線した。で、何故ガチ君の「鏡」が出てくるのかというと、初めてガチ君このプロみた時、妄想が止まらなくなったんですよwwwww
某所で書いたワタクシの妄想。友人たちに大爆笑されたwwww


* * *

例えば想像してほしい。
例えばの話だ。

真っ白な雪の中の、とりあえず学校にいるとしよう。イメージしてほしいのはキリスト教系の、無駄に花園があったり無駄に温室がある系の学校です。
その学校には、やっぱりとりあえず使われていない教室があるとする。
ギリシャ正教会系列の学校らしく(とりあえず)教室には(とりあえず)イコンの絵が飾ってあるとする。で、建物自体がきれいだけど、教室は未使用なので、きれいに見えても少し埃っぽい。

そんな教室の中に、
儚い感じの、白皙たる金髪の美少年が、
使われていない教室に一人でいて(極寒)、
まぁとりあえずその少年のお気に入りの場所として、
放置されていた蓄音機にバッハのインヴェンションを入れて、
並べた机の上に仰向けに転がって、
眼を閉じながら、静かにバッハの調べに耳を傾けている様を。
想像してほしい。

* * *


……お前、スケート見て何やってんだよ&何妄想してんだよwwwって総フルボッコにされそうな内容ですね分かりますwwwwww

まぁこうやって、フィギュアっていうものは物語を書くと自称している人間にとって、脳内トレーニングではなく妄想トレーニングにもなっているのではないかと思う今日この頃です。
サイトで公開されているある話も実はスケートが元になって出来た話です。それが何かというのは秘密という事で……。