フィギュアスケート関連の書籍

ソチの感想を書きたいんですが、その前にフィギュア関連の書籍の紹介でも致しましょう。結構昔に出たものが多いです。
と言いますのも某所でおはなしを書くためにちょっと資料として必要なので、遅ればせながらも読んでいる、という感じです。


まず、大好きな中野友加里さんの対談本
「トップスケーターの流儀 中野友加里が聞く9人のリアルストーリー」

発売は去年11月。村上佳菜子選手、織田信成さん、鈴木明子選手、無良嵩人選手、羽生結弦選手、小塚崇彦選手、浅田真央選手、安藤美姫さん、高橋大輔選手の9人との対談形式の本です。
この本を読むと、9人の選手がゆかりさんに対して結構心を許しているというか(特に美姫ちゃん)、聞き手と選手という距離感も心地よいものにしているなと感じます。
あと、「あの引退シーズンのゆかりさんはこう考えていたんだな」か「今の彼女が見るフィギュアってこうなんだな……」と、ファンが今更ながらわかる部分もあり。
個人的に面白かったのは佳菜子ちゃんとの対談でループジャンプが苦手というところ。どうしたらループを飛べるのかと佳菜子ちゃんが大庭雅選手に聞いたら「空気読めば飛べる」って言われてたところですか。これはもう、大庭選手の発言がすごい。エッジジャンプの天才ここに極まれり!
同門だった小塚選手に対しては「喝ッ!」って感じでなかなか面白い。
フィギュアファンというか、現役時代の中野友加里さんが大好きだった人にはぜひ読んで頂きたい一冊。


続いては羽生結弦選手のチャリティ本「蒼い炎」

2012年4月の時点で購入。写真がたくさんあって嬉しいです。
主に雑誌やネット上のインタビューなどをまとめた本。2012年の世界選手権前の記事で止まっているので(2011全日本)、今現在のリアルの羽生君のインタ等はないのでその辺は注意。
勝ち気で負けず嫌いな羽生君の発言や、彼の思い描くフィギュアスケート、やってみたい曲、気になる選手……等。特に「初めて作ったプログラムはウルトラマン」「ガチンスキーが銅とっためっちゃ悔しい!」「ライサチェック選手の金は妥当」とかツボでしたね。
尚、この本の印税は羽生君の宮城のホームリンクである、アイスリンク仙台に寄付されます。東北のフィギュア環境のためにも、羽生ファンは是非。


バンクーバー直前に出たニコライ・モロゾフの「キス・アンド・クライ」

こちらに関してはこれから読みます。ただ、コーチング論に関しては結構面白いものが読めそうです。
後でこの本に関しては追記致します。


後は田村明子さんの本が大体なんですが、最近のはまだ読んでないので読んだときにでも。アイスダンスのやつがよさそうだなぁ。