バケモノの子

一郎彦君がケラケラ笑いながら闇落ちした瞬間、
末期の夜神月を連想して内心ゲラゲラ笑ってしまった私です。
脳内、二十に重なる爆笑。


バケモノの子、見てきました。場所は有楽町。
ツイートでまとめてみたので一部修正しますがさらしてみる。どうでもよくないけど、ツイートだと一郎彦君を一郎丸って打ってた。普通に間違ってるよ!!

バケモノの子まとめ
宮崎あおいのショタボイスのメシウマさ
役所広司の親父のメシウマさ
・一郎彦の闇堕ちが夜神月とシンクロ
・バケモノの世界と人間の世界って、そんなに簡単に行き来可能だったのかよ
・楓ちゃんの存在が浮いている
・熊晢は刀剣男子になったのだ
・一郎彦の家族をもっと掘り下げて欲しかったな。
・一郎彦の惨劇が大型トレーラーの暴走のせいにされていた。哀れ。
・でもあれ、被害総額うん億円になってたよね。それの責任……うおおお。トレーラーの運転手哀れ。
・でも一郎彦のデザインはとても好みです。「僕もいつか、父上のような立派な鼻と牙をもって〜」とキラキラした目で一郎丸が言った時、やめて!君はそのままでいいの!て思うぐらい、一郎彦のデザインは好きです。大事なことだから二回言いました。
・なんかショタ時代と青年期で違う映画かなっ?て思うぐらい変わったなあ。 ・何でキュウタはしょっぱなに図書館いったのか教えて
・本当の親父が見つかるのはいいけど、母方の家族の問題は何一つ話題に上がらないことにもやっとしてる。


個人的に修行やらバケモノのせかいやらの前半部分は楽しめたんだけど、楓ちゃんが登場してからあれっ?て感じになった。何か映画のカラーが変わったなぁと。格闘系の修行アクション見ていたらいきなり君に届けの世界になって一郎彦の闇落ちでデスノを連想させる感じ。ここまで変わるのって、逆に凄いなぁ。
こう見てみると、細田監督の好きな女の子が「黒髪で元気で優しくて綺麗系」な、宮崎あおい桜庭ななみちゃんみたいな感じの女性だったんだなと思い至る。なつきちゃんしかり、今回の楓ちゃんしかり。ただそれって、使いどころが悪いとただの空気ヒロインになっちゃうんだとも感じてしまった。
もやっとする場面もあるし消化不良の所もあるけど、嫌いな作品ではないと言う感じです。特に前半は面白かったし、何よりも宮崎あおいのショタボイスは非常に飯ウマなので、見て、聞いてみる価値は十二分にあります。

あと今回感じたのは、細田監督はしょーねんの鎖骨を見せることが大好きなんだということです。楓ちゃんより連君のが色気がありましたね。特に少年時代の鎖骨がなんとも以下略。